
ASMRとは?ASMRの意味や正式名称を解説
ASMRとは?何の略?
AMSRとは 、視覚・触覚・聴覚による刺激に対して、気持ちいい、心地よいと感じる現象のことです。Autonomous Sensory Meridian Responseの略語で、日本語でいうと 「自立感覚経路反応」などと訳せますが、正式な名称はありません。
ASMRは米国人女性のジェニファー・アレンが命名したものであり、視覚、聴覚などによる「脳のマッサージ、脳のうずき」と説明しています。
ASMRが起こる仕組みや、その効果
実は、ASMRがなぜ起こるのかは科学的に説明されていません。
ASMRの効果としては、これも証明されているわけではありませんが、ぐっすり眠れる、リラックスできる、などといった効果を耳にします。これは人それぞれ違います。
しかし、特定の音や感覚によって心地いいと感じたり、はまる方がいるように、ASMRというものは存在します。いわゆる「音フェチ」「感覚フェチ」のようなものだと言えます。
ASMRはどんな時に起こるのか
ASMRが起こる場面は人それぞれです。ASMRを引き起こすきっかけとなる音や感覚のことをトリガーといいます。ここでは、様々なトリガーを紹介していきます。
音によるASMR
例えば、お経や波の音。これを聞いて心地よくなったり、スーッと眠りにつけたりするのを経験した方もいるのではないでしょうか?
また、ものを食べるときの咀嚼音を聞くのが好きだったり、食欲を引き立てられたりするという方もいます。
これは音によるASMRですが、次のようなものもあります。
感覚によるASMR
美容室でシャンプーをされたり、ヘッドマッサージをされたりするときに眠りにつく、これは触覚によるASMRです。
また、空気の入ったプチプチや、ふわふわな綿を触るのが好きという方もいると思います。これも一種のASMRといえます。
視覚によるASMR
インスタグラムなどで最近よく流れてきますが、カラフルなスライムを混ぜたり、発泡スチロールを同じ間隔でひたすら切ったり、という動画がありますね。
あの動画にはまって、関連動画を見続けてしまう人もいるのではないでしょうか。中には、包丁でザクザクきったり、はさみで切ったり、つぶしたりする音も登場して、音と映像の両方で刺激しているものもあります。
ASMRはすべての人が感じるのか?
最近は、インスタグラムやYouTubeで、音などによるASMRを起こす動画がいくつも出ています。
その中では、タイピングの音、本のページをめくる音、風の音など、いろいろな音が使われています。
しかし、全ての人にとってその音が心地よいと感じるわけではなく、不快だと感じる人も中にはいると思います。
そのためASMRを感じるきっかけは人それぞれです。
自分の好きなトリガー(きっかけ)を見つけて、ASMRの世界を楽しみましょう!